Me~dia6月号
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19ページ下学読本舗。どうやったら朝ちゃんと起きられますか?(迫真)(あみ)今月号の学読本舗は以上です。企画の予告がなくてさびしいですね。これから書籍SSの活動も本格化していきますので、次号からはそちらの方も乞うご期待!「本を読め」なんて言われるけれど……「本を読め」なんて言われるけれど…… 梅雨の時期がやってきました。私は自他共に認める雨女なのですが、毎年この時期は憂鬱 梅雨の時期がやってきました。私は自他共に認める雨女なのですが、毎年この時期は憂鬱です。レインシューズを買おうと決意し早4年、今年こそは手に入れたいものです。です。レインシューズを買おうと決意し早4年、今年こそは手に入れたいものです。 「教科書は卒業してからもずっと使って欲しい」社会人1年目のある日、教科書の準備をし 「教科書は卒業してからもずっと使って欲しい」社会人1年目のある日、教科書の準備をしていて、先生がおっしゃった言葉が未だに忘れられません。ていて、先生がおっしゃった言葉が未だに忘れられません。 (理系は特に)値段が高い本だったりすることも多い教科書ですが、きっと卒業しても使 (理系は特に)値段が高い本だったりすることも多い教科書ですが、きっと卒業しても使える一生ものの教科書ばかりかと思います。える一生ものの教科書ばかりかと思います。 教科書に限らず、学生時代に「学生の内に本を読んだ方がいい」といろんな人から言われ 教科書に限らず、学生時代に「学生の内に本を読んだ方がいい」といろんな人から言われ、社会人になった今でもよく耳にする言葉ですが、学生時代に色々なことに興味を持つ為、社会人になった今でもよく耳にする言葉ですが、学生時代に色々なことに興味を持つ為に本を読んで何事にも挑戦できる時期だったんだな。と今頃になって気づく日々です。に本を読んで何事にも挑戦できる時期だったんだな。と今頃になって気づく日々です。 せっかくの梅雨ですし、休日は引きこもって読書はいかがでしょう。専門書や参考書を読 せっかくの梅雨ですし、休日は引きこもって読書はいかがでしょう。専門書や参考書を読むもよし、小説を読むもよし。6月からは読書マラソンコメント大賞も始まります。ビビッむもよし、小説を読むもよし。6月からは読書マラソンコメント大賞も始まります。ビビッと来た本はぜひみんなに紹介してください。みなさんのご参加お待ちしております!と来た本はぜひみんなに紹介してください。みなさんのご参加お待ちしております!(Booksフロンテ 中條)(Booksフロンテ 中條)tweet職員のつぶやき 舟を編む 三浦しをん/著 光文社文庫文責:書籍SS 『舟を編む』は、辞書創りに奮闘する老若男女4人の物語です。2012年本屋大賞第一位になった作品ですが、本のタイトルは目にしたことがあるのではないでしょうか?そんな名作が、この2015年春に文庫化されました。 人と人とがコミュニケーションを取るためには、“言葉”が必要不可欠です。皆さんは普段何気なく言葉を使っていると思います。誰かに正確な想いを伝えるためには、言葉という海の中から、もっともふさわしい言葉を見つけ出さねばなりません。辞書は、その言葉を渡るための舟です。だから、しっかりした舟を編み続けることを、辞めてはならないのです。もちろん、物語の中には舟を編み続けながらも、恋に奮闘する人たちも登場します。読者を放しません。 言葉の大切さを改めて感じるこの一冊、読んだことはない方はもちろん、昔読んだ方もこの機会にもう一度読み直してみてはいかがでしょうか。 (Booksフロンテ 副島)鼻/外套/査察官 ゴーゴリ/著 浦 雅春/訳 光文社古典新訳文庫 ゴーゴリはロシアの作家です。ロシアというと、ドストエフスキーとかを思い浮かべるかと思いますが、ゴーゴリは彼らとは違っています。何が違うかというと、やはりゴーゴリが奇天烈な喜劇作家という点です。 例えば『鼻』では、ある役人の「鼻」がとれて独りでに歩き出します。鼻がとれている人間がどうなっているのか?鼻が歩いているとはどんな姿なのか?あるいはどこかに隠喩が込められていると思う人もいるかも知れません。そんな「どうなっているんだ」という状況とかを思いを巡らしながら本を読むというのも、おもしろい体験だと思います。 ぜひ、彼の突拍子もない世界を体験してみてください。 (2年 平野)

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