Me〜dia12月号
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成人式の準備をしてる……んじゃないかなあ。成人式実行委員なるものをやってるので。めんどくさいと思ってたけど意外と楽しいです。(ふるっしー)文責:しおりん さて、いろんな地域や時代まで巡ってクリスマスを紹介してしましたが、楽しんでいただけたでしょうか? 余談ですが、私の誕生日が4月29日なので、コプト暦のクリスマスになんとなく親近感を感じてしまいました。実際に祝われているのは1月7日なんですけどね。日本では七草粥を食べる日です。更に言うなら1950年1月7日は肖像画が聖徳太子だった頃の千円札が発行された日なんです。 皆さまのクリスマスがいつもと一味違うクリスマスになることを願っています!メリークリスマス! コラム ~クリスマス津々浦々~ 現在の日本のクリスマスを紹介したら商品宣伝になりかねないと危惧したので、日本のクリスマスの起源と昭和のクリスマスの紹介をすることにしました。 1552年の周防(すおう)国山口で日本初のクリスマスミサが催されました。宣教師が「降誕祭のミサ」といって始めたのが起源だそうです。しかし、江戸時代に鎖国や禁教令が発令されてからはキリスト教に関するものは全て禁止されたので、日本でクリスマスは姿を消してしまいました。 時は流れ明治時代になると、鎖国も解かれ大量の外国文化が日本に流入してきたため、クリスマスも賑やかに祝われるようになりました。この時に庶民へクリスマスの浸透を促したのがプレゼントをくれるおじいさん、つまりサンタだったそうです。キリスト教布教に偶像を使用したのと同様ですね。大手百貨店からカフェなどの小さなお店まで、街はクリスマス商戦に大賑わいになりました。この頃のポスターは今見ると……ちょっと独特、ですよね。日本 ~日本クリスマス小歴史~長靴に入ったプレゼントがもらえるのは年明け1月6日です。良い子にはたくさんのお菓子が、悪い子には炭の形をした砂糖菓子がプレゼントされるというびっくりするような習慣があります。イタリアエジプトの人口のほとんどがイスラム教徒ですが、約1割の人々はコプト教というキリスト教の教徒です。コプト教のクリスマスはコプト暦4月29日、西暦での1月7日に当たり、国民全員の祝日になっています。コプト教徒以外はクリスマスを祝わないので、街にイルミネーションが溢れるといった様子ではないそうです。エジプト南半球にあるオーストラリアのクリスマスは真夏です!サンタが海水パンツでサーフィンをしているクリスマスカードも販売されています。12月25日だけが休日になり、家族でゆったりと過ごすのが習慣です。オーストラリアなんとクリスマスが始まるのは9月頃。クリスマスキャロルが流れる商店の外に出れば外気はまだ真夏、なんてことも起こります。キリスト教徒が多いので、会社でもクリスマスパーティーが行われたり、歌を歌いながら家々を回り募金を集めるなどの慈善活動を行ったりする様子も多々見られます。フィリピン左:昭和30年頃の大手量販店のポスター。ポージングが謎。15ページ下

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