Me〜dia12月号
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ネットの荒波に立ち向かってきます。年末はいろいろありますからね(タータカ)上:聖ニコラウス。サンタと共通しているのはたっぷりした白髭くらい? ハロウィンが終わって飾り付けが寂しくなるかと思いきや、クリスマス一色にどんどん染まっていく店先って見ていてわくわくしませんか?あんなに暑かった夏が過ぎて、気付けば吐息も白い冬がやってくるんです。12月の一大イベントといえば大量の補講クリスマスですよね!……いや別に補講を否定する気はさらさら無くて寧ろ私も好きな授業の補講が入っているから辛いだなんて思ってないんですけど、クリスマス気分を味わうのも雅なんですよ。季節感を大切にできる人って余裕があってかっこいいじゃないですか! 言い訳も大概にして、この記事では折角のクリスマスがマンネリ化することを防ごう!ということで、現代日本の12月25日から脱却して世界の様子を紹介したいと思います!ライターは学生委員1年生のしおりんです!(1年生って名乗れるのあと何ヶ月なんだろ?……こ、光陰矢のごとし……)左:カルプフェン・ブラウ(鯉の煮付)。味よりも見た目に圧倒されるドイツ ~本場・欧州の市場と家庭~ 数あるヨーロッパの国々中でも、どうして取り上げるのがドイツなの?と疑問に思われた読者様もたくさんいるかと思います。「クリスマス ヨーロッパ」でG○ogle先生に教えてもらったところ見事旅行会社のホームページが大量にヒットしたんですね、それらをちらちら眺めていたらドイツのクリスマス市の様子がなんとも素敵なんです!これは写真をぜひMe~diaに載せなくては!と思い立ちドイツにしました。12月6日の「聖ニコラウスの日」を境にどこのお店も24日までのクリスマス商戦に大忙しになります。家庭では24日までにカルプフェン・ブラウ(鯉の煮付け)、クッキー、シュトレンなどのクリスマス料理を作り、クリスマスツリーの下にプレゼントを用意します。24日~26日の間は家族と家でだんらんしたり、教会に出かけたりしてゆっくり過ごしたりします。休暇をとって地中海でクリスマスを過ごす家庭も多いそうです。 ドイツの紹介でちょっぴり触れた「聖ニコラウスの日」はオランダの方が盛大に祝われます。聖ニコラウスとは、サンタクロースの起源になった聖人です。オランダではこの聖ニコラウス生誕の日である12月6日と一般的なクリスマスイブの24日の両方を祝うので、クリスマスが二度あるような感じになります。 どちらかというと聖ニコラウスの日の方がクリスマスよりも華やかに祝われ、この日にプレゼント交換をしたり、子どもが靴下を枕元に掛けたりする習慣が行われます。 子どもたちが主役の行事ですが、肝心の子どもたちにとって聖ニコラウスはただプレゼントをくれる優しいおじいさんというわけではありません。自分の一年間の良い行いや悪い行いを彼はすべて知っているので、ちょっぴり怖い存在でもあるのです。 24日・25日は厳粛な雰囲気で、家族と共にクリスマスを過ごします。オランダ ~二度あるクリスマス~上:クリスマス市。人々で賑わう下:代表的なクリスマスのお菓子、シュトレン14ページ下

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