Me~dia4月号
14/44

14ページ下クロッシィクロッシィ可愛いニーハイメイドさんを雇う。(てりー)あとがきー新しい通信方法です5倍くらい高速(理論値)LTE平均受信速度docomo7.95Mbpsau9.37Mbpssoftbank10.79Mbpsict総研HPより全国200地点での2012年10月22日~31日における計測結果 LTEとは新しい携帯電話用の通信規格、簡単に言うと新しい通信方法のことです。ELTとは全くの別人、騙されてはいけません。今日本で普及しているのは3G(Generation)、第3世代の通信規格で、LTEは3.9世代。携帯会社の中には『4G』、第4世代と言っているところもありますが、3.9とか言われてもリアクションに困りますし、まぁおよそ4なので許してあげましょう。中には『Xi』とかカッコつけて呼んでいる会社もありますが、要は同じLTEです。ドコモダケやっていないとか言わんとってあげてください。 CMでご存知の方も多いかと思いますが、LTEでは高速通信が可能です。ではいったいどのくらい高速なのでしょうか。……とは言っても携帯会社によって異なり一概には言えないので、茸がマスコットのところで比較させて頂きます。従来の通信では最高受信速度14.4Mbps(1秒間に14.4Mbitのデータを受信)ですが、なんと名古屋市のLTEなら最高受信速度75Mbps。従来の通信に比べ、およそ5倍の速度で通信出来ます。Xiって速かったんですね!地方都市の中には最高100Mbpsのところまであります。『地方』なのは大人の事情。 読んでいただきありがとうございます。楽しんでいただけましたでしょうか。もし分からないことがあったらググってみてください。先生は優しく教えてくれますよ。2倍以上高速(実測値)色々制限 通信で使われる単位は『bit(ビット)』で、パソコンで使われる単位は『B(バイト)』。単位が異なり『8bit=1B』です。換算するとLTEなら9.4MBのデータを1秒間に受信できることになっちゃいます。音楽データは1分1MBくらいなので、LTEを使えばトイレの神様だって1秒でダウンロードできるわけですよ。しかしあくまで最高速度のお話。かなり古いデータですが、実際の平均受信速度(左図)をご覧ください。実際はこの程度の速度になってしまうのですよ。もちろん場所や時間帯によっても通信速度は変化します。docomoの回線を編集室にて測定してみたところ、従来の通信は3.33Mbps、LTEは9.19Mbpsでした。まー、とりあえず2倍以上は速くなるってことで。 こんな魅力的なLTE、もちろんデメリットもあります。まずLTEの使えない場所がまだまだ多いです。Me-dia編集室ですら電波2本ですよ。しかしご安心を、LTEの届かない場所では3G回線に切り替わるので圏外にはなりません。この切り替えのせいもあり、LTEの電池消費は激しくなっています。加えて多くの携帯会社ではパケ放題ではなく、1ヶ月に7GBの通信を行うと速度が極端に遅くなるといった規制が採用されています。ま、月7GBなんて少数のヘビーユーザーだけのお話ですが、契約内容をご確認のうえ、ご利用は計画的に。最大受信速度比較14.4MbpsLTE3G約5倍高速75MbpsLTELong Term EvolutionLong Term Evolutoin

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です