Me~dia4月号
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11ページ下Second Step ~珈琲を淹れる~よーし、豆を挽いたぜ!コイツとお湯をそのままカップにシュゥゥゥーッ!!超!エキサイティン!!ともいかないんですよ。『抽出』しないといけないんですねー。残念でしたー。なになにめんどくさいって?何言ってんの!ここからが本番じゃないっすか!ここが一番の盛り上がりどころじゃないっすか!歌ならサビ!水戸黄門なら「この印籠が眼に入らぬか!」のところですよ!!さて、コーヒーを淹れる器具には種類が色々あるんです。主なモノが、『ペーパードリップ』タイプと『コーヒーメーカー』タイプですかね。他にもサイフォンなんてモノもありまして、こいつは抽出するところがガラス越しに見ることができてコーヒー好きには中々愉快です。ただ聞くところによると上手に淹れるのが難しいらしいので手は出していません。興味がある方は挑戦してみるのも良いでしょう。ちなみに私はペーパードリップもコーヒーメーカーも持っているのですが、夕食後優雅に飲むときは前者、さっさと飲みたいときは後者を使ってますね。豆挽く手間が楽しいとか言っときながらさっさと飲みたいとか矛盾してますね。まぁそれはいいんです。じゃあ順番に説明していきましょうか。一つ目が『ペーパードリップ』タイプですが、スーパーとかでコーヒー用のなんかよくわからん紙売ってるじゃないですか。あれを使うんです。では手順の説明です。紙を乗せます。挽いた豆を乗せます。お湯をかけます。できあがり!ね、簡単でしょ?では細かいポイントを説明していきましょうか。ペーパーの折り方はたぶん製品のどこかに載ってます。豆も挽いたのをそのままのせときゃいいです。強いて言うならそんなに細かく挽きすぎないように。個人的にもその方が好きですし、本とかにもそう書いてあるのでオススメですね。さて、問題がお湯ですね。お湯は5回くらいに分けて注ぐのがベストです。ちなみにお湯の温度は沸騰したものを一度サーバーに移し、またやかんとかに戻すと90℃くらいになるのでそうしましょう。適した温度は種類により異なりますが、90℃くらいなら大体OKです。一回目は「静かに」「のの字を書くように」注ぎましょう。ここ、テストに出ますよ。注いだら30秒くらいじっと待ちます。「耐えろ、今は耐えるんだ!」みたいなね。これは『蒸らし』と呼ばれるテクニックです。確かにこれをやるときとやらないときでは風味の差が出ます。気のせいかも知れません。二回目ですね、次も一回目同様に淹れていくのですが、このとき粉が膨れあがっていると思います。この膨らみはあんまり崩さない方がいいですよ。って本に書いてあるのを昔読みました。三回目は二回目の液が落ちきらないうちに注ぎ始めましょう。ここからは濃さの調整になってくるので、濃い方がいいなら細くじっくり、あっさりめがいいなら少し早足で注ぎましょう。四、五回目も前の液が落ちきる前に注いでいきます。五回目を注ぎ終えたら、液がまだ残った状態でドリッパー(上の部分)をどけちゃいましょう。最後の方は美味しくないので。ペーパードリップはこれでおしまいです。ね、めんどうでしょ?いやその分美味しいですよ。ほんとに。二つ目が『コーヒーメーカー』タイプ。その紹介だけしちゃいましょうか。とは言っても、コーヒーメーカーは説明書もついてるのでその通りにやれば普通に美味しくできちゃいます。紙使ったり使わなかったり、一度に数人分作れたり一人分しか作れなかったり、製品ごとに異なりますので、用途や見た目などを十分吟味して買うといいでしょう。一人暮らしのコーヒー好きには一度に数回分淹れられるタイプをオススメしておきましょう。長くなりましたね。こんなに長くなるとは思いませんでしたよ。【大豆。】って気分ですよ。こんなに長いのは今回だけです。言うなればガイダンスです。チュートリアルです。イントロダクションです。そう、これは連載記事なのです。次回からは一種類ずつ豆を紹介していこうと思ってますので乞うご期待。多分打って変わって1ページでやるつもりです。また、意見や質問、「それは違うよ!」「これオススメ!」とかありましたらアンケートに書いておくって下さいな。私もまだまだ中級者ってところなのです。では次は6月にお会いしましょう。文責はわたくしてっしょーで、特集記事【豆。】をお送りしました。↑コーヒーミル。豆を粉末に。↑ドリッパー。お湯注いで抽出。↑完成。宝くじを買います。ジャンボ宝くじが333333枚買えます。問題は残る100円の使い道なのです。(長さん)文責:てっしょー

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