Me~dia12月号
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9●初詣へ行きたい実際に行ってみる さて、いくつか寺社を紹介してきました。実際に初詣に行ってみましょう。ところでみなさんは寺社を参拝するときのマナーを知っていますか? このページでは実際に参拝に行くときのマナーや知っておいて損は無い(だろう)豆知識を紹介します。 神社とお寺の両方を紹介してきましたが、みなさん区別はつきますよね。平たく言えば神社は神道の神様をお祭りするところで、お寺は仏教の仏様をお祭りするところです。では、参拝するときに違いはあるのでしょうか。 細かく正しい所作を一つずつ見ていくといろいろあるようですが、一般的に気を付けなければならないのは柏手を打つか合掌するかの違いでしょう。一般的に神社では拝殿の前で二拝二拍手一拝が正しい参拝の仕方です(一部例外もあります)。2回深く礼をしてから「パンパン」と音を立てて手を叩く、そして最後にもう一度深く礼をします。一方寺院では手を叩くことはせず、本堂の前で手を合わせて願い事をします。宗派によっては南無阿弥陀仏を唱えるなどもあるようです。 お賽銭の入れ方などその他の所作はほとんど違いません。これは江戸時代までは神仏習合と言って神道と仏教が混ざっていたという歴史によります。●神社とお寺 参拝の違い● お賽銭に皆さんはいくら入れますか? 多くの人は5円がいいと言います。5円が「ご縁がありますように」にかけてあると言うことです。他にどのようなものがあるか調べてみました。 15円充分ご縁がありますように。 25円二重にご縁がありますように。 35円みんなにご縁がありますように。 45円始終ご縁がありますように。 55円いつでもご縁がありますように(yahoo!知恵袋より) ただ、25円が「にっくきご縁」であるとか35円が「散々なご縁」であるとかで、色んな語呂合わせがあるようで、一定しないのが実際のようです。 そもそもお賽銭はお願いごとをする人の心ばかりのお供え物なのでいくらが良いというのは決まっているわけではありません。結局はお賽銭を入れる人の心次第なのでしょう。●お賽銭はいくらがいいの●●手水舎でのマナー● 神社やお寺の参道わきなどに柄杓(ひしゃく)が置かれた所があるかと思います。これは手水舎(ちょうずや・てみずや)といって、参拝者が身を清めるための所です。手順を紹介しましょう。 ①右手で柄杓を持ち左手を洗う ②左手に持ち替え右手を洗う ③右手に持ち替え左手に水をためて口をすすぐ(すすいだら水がめの外へはきだす) ④口をつけた左手を洗う ⑤柄杓を立てて持ち手を洗う 気をつけてほしいのは全ての手順を最初にすくった一杯の水で済ますことです。ときどき二杯、三杯とすくっている人がいますが、マナーとして良いものではないので気をつけましょう。 あ、もう終わりですか。早いですね。結局今号も「行きたい」は4ページも使ってしまいました。 前号の終わりに「文字が多すぎる」と書いてありますが、結局今号も文字がかなり多くなってしまいました。まあ、それだけ伝えたいことが多いってことでしょうね。そうだ、そうにちがいない。 おっと、イントロの答えですか。記事を書くことに夢中で考えていませんでした。え、表紙を見ればわかるんですか。ああ、ロシアですか。え、違うんですか。もうお手上げです。僕はお正月だけあればいいです。 そんなわけで、そろそろホントに終わりです。お正月には初詣以外にもいろいろ楽しみがあるでしょう。それではみなさん、よいお年をお迎えください。文責:長さん今年は時の流れが早すぎて何も覚えてない。(プレデター)スターウォーズエピソード7公開が決定したこと。(ちぐ)

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