Me~dia12月号
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●8Me~dia 12月号遠くへ 旅行善光寺 さて、せっかくの冬休みなのだから旅行を兼ねてちょっと遠くまで初詣に行くのもいいじゃありませんか。 というわけで一番最初に紹介するのは善光寺です。長野県長野市にあります。なぜ長野県かって? それは僕が地元びいきだから。 さて善光寺ですが本尊は秘仏とされています。本堂地下の暗闇の中で「極楽の錠前」に触れることでそのご本尊と結縁を果たすというお戒壇巡りというものがあります。善光寺を訪れた際は一度やってみてください。 また本堂から続く石畳の両側には多くの店が並んでいて、お土産物を売っています。また39の宿坊(お寺)があり、精進料理をいただいたり宿泊することも出来ます。 最後に、長野県飯田市には元善光寺というお寺があります。最初ここにあったお寺が長野へ移って善光寺になりました。なので「善光寺だけでは片詣り」という言葉もあります。ぜひ、元善光寺へもお越しください。伊勢神宮へのアクセス名古屋駅から伊勢市駅までJRだと快速みえで1時間30分ほど。近鉄特急で1時間20分ほど。伊勢市駅から外宮は徒歩8分、内宮はバス15分。善光寺への アクセス名古屋駅からはJRの特急しなので3時間で長野駅に到着。長野駅からは善光寺大門まで路線バスで15分。 次に紹介するのは伊勢神宮です。内宮と外宮をあわせて伊勢神宮と呼びます。ちなみに熱田神宮のところで『東海地域で一番の参拝客』というのに引っかかった人もいるかもしれませんが、伊勢神宮は両神社あわせて約70万人程度の人出になるそうです。大きな人口を抱える名古屋から少し遠いからでしょう。 外宮から参拝するのが古くからの習わしなので外宮から紹介しましょう。正月の参拝者数は約17万人とのこと。豊受大御神(とようけおおみかみ)という衣食住の神様が祭られています。建物やお祭りは内宮とほとんど同じですが少しずつ違った部分があります。そのあたりに注意しながら見て回るのもいいんじゃないでしょうか。 続いて内宮の紹介です。こちらは天照大御神を祭っている日本で一番有名な神社の一つでしょう。外宮からはバスで15分ほどです。正月の人出は50万人ということで、やはり外宮よりは多いですね。本殿は太古の昔から受け継がれてきた唯一神明造という建築様式です。 さて、平成25年は20年に一度行われる式年遷宮の年です。式年遷宮とは神宮の建物を一新する祭事です。伊勢神宮の建築方法は掘立柱建築なので長年の風雨にさらされると朽ちていってしまうので、それを後世へ伝えていくためには定期的に立て替えることが必要だったから始まったと考えられます。ただ、なぜ同じ建築様式を伝える必要があるのかなどよくわかっていない部分もあります。いずれにせよ、この祭事のおかげで太古の建築様式を今日でも見ることが出来るんですね。 最後に、内宮前におかげ横丁を紹介しておきます。昔の街並みを再現してある町で赤福をはじめとしてお土産物屋や飲食店が並んでいます。初詣の後にぶらぶらしてみるといいでしょう。伊勢神宮内宮伊勢神宮外宮はい、なんかそんな感じです。次も似たようなテーマですが、きっと面白いからちゃんと読んで欲しいなって。さてお次は『今年印象的だったこと』。

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