Me~dia1月号
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・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1・・・・・・・・名古屋大学名古屋大学・・・9Me~dia 1 「新米を味わう会」参加報告1.北海道ななつぼし産地交流体験報告 皆さんは食堂で提供されているお米がどこで作られているがご存知ですか?大学生協で提供されているお米はす べて北海道産の「ななつぼし」というお米です。ここでは、生協にお米を提供している生産者を訪れた学生の報告が ありました。実際に訪れた学生は、「普段自分たちが食べているお米がこんな苦労の末にできているのだ、というこ とを実感した」、「お米ができるまでの作業の大変さと、1食分のお米になる稲の量に驚いた」などといった感想を 述べていました。また、そのときお米の生産者は「お米を食べるのは消費者だから、手を抜くことはできない」、「30 年農家をやっていても30回しかお米を作れない。そう考えると1回1回がとても大切」、「普段は機械で作業を しているが、手で刈って天日で干したお米が一番美味しい」などと語って下さっていました。2.タイ・チェンマイ大学生協ほうれん草現地視察報告 皆さんは、『ちょっと食べるとちょっとよいこと』がキャッチフレーズのポスターを見たことがありますか?実は、 生協ではタイ産のほうれん草を使っています。では、なぜ生協ではタイ産のほうれん草を使っているか考えたこと がありますか?ここでは、実際にほうれん草を生産しているチェンマイに訪問した学生の報告がありました。現 在、タイ北部では低い経済社会水準が問題となっています。そこで、ほうれん草の栽培を通じて生産者支援を行お う、このことがきっかけでタイでほうれん草の生産が始まりました。それ以降、ほうれん草の収入によって診療所 が建てられたり、民族衣装が作れるようになったり(実は、タイの民族衣装には銀がたくさん使われているのです) するなど、地元の人々の生活がよりよいものになり、伝統文化も守れるようになりました。他にもほうれん草の収 入で子供たちに衣装や食料を提供したり、鉛筆を配布したりしています。 さらに、ほうれん草は栄養価が高く、特に目や肌の健康に良いとされるビタミンAや貧血予防に最適な鉄分の含有 量が他の野菜と比べて多いので、自分自身の健康にも良く、一石二鳥になります(自分自身の健康に 良く、国際貢 献もできる、という点ではTFTと共通しています)。生産体験、生産見学及び生産地交流の報告『新米を味わう会』は午後も企画が盛りだくさんでした。次のページへ続く!昼食この後、私達は昼食を頂きました。昼食では、野田味噌商店の味噌で作った豚汁や、先ほどの説明にもあったほうれん草も頂きました。もちろん、新米もありました。普段何気なく食べている食材も、それらがこだわりを持っていることを知るとより美味しく感じられました。また、この昼食の時間を通じて交流をしている参加者もいました。当日の昼食。写真には2種類しか写っていませんが、豚汁は3種類用意されており、好きなだけ味わうことができました。どれも特徴ある味があり、美味しかったです。PCの排熱で冬は乗り切れる(プレデター)どれも使わない。「省エネ」という名の「やせ我慢」。(イノピー)

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