Me~dia1月号
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・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1・・・・・・・・No.・ ・ ( )名古屋大学名古屋大学文責:阿部智佳羅11Me~dia 1 「新米を味わう会」参加報告「1限開始が8:45は早くて私が辛いので、9時から授業を始めます。」(つっきー)「うちに入ったらお金を稼ぐのはあきらめてください」……お金で買えないものがある、文学部(ぶちょー)ワークショップまず最初に3名の方から問題提起が行われました。1.大学生協東海事業連合会員支援部 池戸さん 「私たち人間は食べ物を食べることでしか栄養素を摂取できません。だから、今食べているものが未来の自分の体 を作ります」と池戸さんは最初におっしゃってくれました。その後、学生の1日の食事を何名分か紹介されました。 その中には夕食が飲むヨーグルトだけの人や、夕食しか食べていない人などもいました。2. 大学生協東海事業連合会員支援部 石橋さん 石橋さんはまず最初に「あなたの体は『自分のものであり、自分のものではない』」という衝撃的な言葉から始めま した。次に、出産に関する思い出を通じて、「過去の身勝手なツケが将来の子供に全部回ってくる」と語ってくれま した。次に、「食事で感動したことはありますか?」と再び問いを投げかけてきました。「幼いこどもの価値観は親が 作る、だから、楽しいという想いがあって初めて子供や他の人にその想いを伝えることができる」と語ってくれま した。3.名古屋市健康福祉局健康部健康推進課 渡辺さん 渡辺さんはまず最初に、名古屋市が掲げている「食と健康への関心」、「食を通じたコミュニケーション」、「食を通じ ての環境への配慮」を基本目標とした「名古屋市食育推進計画」そして、「『考える』から『実践』へ~生涯健康で心豊 かな生活の実現~」をコンセプトにした「名古屋市食育推進計画(第2次)」の説明を行いました。この中で、渡辺さん は「今日、食にまつわる問題は山積みですが、これはみんなで取り組まなければならない問題です。考えるだけでは なく、簡単なことでもいいから実践しませんか?」と語ってくれました。問題提起の後、各班に分かれてグループ交流を行いました。様々な人々と食の問題について喋り合っていて、みなさん盛り上がっている様子でした。参加者の感想今回参加して、食べることをもう少し意識する必要があると感じた。まず始めに生産者のこと。1つの料理の中に数多くの食材が使われており、それぞれの食材を育てている数多くの人間がいる。そういう事実があって目の前に食事があることを理解した上で食べる必要があると感じた。次に、食べればいいわけではないということ。今まで胃が空っぽで痛くなってきたら何か口に入れとけばいいという程度でなるべく食費を抑えてきたが、それは”今”しか考えられていないと気付かされた。最後に、楽しく食べるということ。上述の通り、生きる為に口に何か入れておけばよいと考えていたが、食事を通してもっと楽しさ・幸せを感じよう、それがQOL(生活の質)に繋がると気付かされた。食べることを考えた時、それは生きることを考えることと等価であるのだ。 (工学部3年 K.Y)いかがでしたか。会の様子、そして参加者の気持ちが伝わってきたでしょうか?これを読んでいる皆さんが、少しでも食のことについて考え、それを行動に移してくだされば幸いです。最後は参加者全員で記念撮影!色んなことを学べてとても有意義な半日でした。

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