Me~dia1月号
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・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1・・・・・・・・No.・ ・ ( )名古屋大学名古屋大学Me~dia 1 「新米を味わう会」参加報告10最後なんかすごい人いた… 学生委員の中ではこたつが一番人気でした。みなさんもちゃんと温かくして過ごして下さいね。さて、次は「教授の名(迷)言」です。(編集長)味噌仕込み体験及び味噌蔵見学昼食の後、2グループに分かれて味噌仕込み体験と味噌蔵見学を行いました。味噌蔵見学まず最初に味噌を作る工場を訪れました。かつては、味噌をつくる作業はすべて人間の手作業で行われていたそうですが、現在ではほとんど機械で行われていました。このことに対して、「味噌に汗や垢がなくなったことで味は良くなったかもしれないが、私は人間味のある味の方が良かったと思う」と社長は残念そうでした。また、「極論を言えば機械はお金さえかければ立派なものができる。そうではなく、そこに携わる人々の想いを大事にして欲しい」とも語ってくれました。続いて、味噌を発酵させる蔵へ移動しました。味噌は蔵で約1年半寝かせて完成するようです。この蔵、1つあたり1t以上蓄えられることができます。これは、4人家族が毎日味噌汁を1杯ずつ飲んでも使い切るまで1000年はかかる量です。また、味噌蔵の一部はかつて戦争が行われていた頃には工場だった土地もありました。以前、そこで戦争を学んでいた人がここを訪れたそうです。「味噌蔵は単に食育だけを学ぶところではない、かつての戦争の思い出も残っている場所なのです」という社長の言葉には説得力が感じられました。味噌仕込み体験味噌仕込みでは、更に2グループに分かれて豆味噌と白味噌の仕込み体験に取り組みました。豆味噌はまず味噌麹に塩水がしみやすくするために軽くつぶし、その後全体に塩水が染みこむようにかき混ぜます。いずれもかなりの力仕事でしたが、参加者は皆楽しそうでした。なお、今回仕込んだ味噌は1年半後に完成する予定です。皆さんはやくできないかと今から待ち遠しそうでした。味噌麹を潰している場面。麹は思っていたよりも硬く、潰すのに大変苦労しました。同じく味噌麹を潰す場面。実際はこれの3倍近く麹が用意されていました。潰した味噌麹と塩水を混ぜる場面。この作業をそつなくこなしていた社員たちの姿は圧巻でした。 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 ・ 1 本当は味噌蔵の写真を撮りたかったのですが、「写真は撮らないで」と社長に言われたため撮ることができませんでした。

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