かけはし No.319
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- 11 -のが壊れてしまったのだろうか。もしそうなら何故か。色々の社会情勢がかかわっているだろうけれども、専門家でもない私には分からない。 昔から、「朱に交われば赤くなる」と友達を選ぶ大切さが強調されてきた、改めて友達選びの重要さが身に染みて感じられる。 唐突な感想だけれども、イスラム過激派ISの人質殺害事件の残虐性が、この犯行少年に乗り移っているように思われて仕方がなかった。(田 2015年3月1日記)駄目だと断られるだろうが、粘り強く頑張って欲しい。 答弁の中で、会わないのは、沖縄県知事だけでなく、全国の大半の知事には面会していない、というようなことを言っていたが、用事のない知事とまで会う必要はなかろう。こんな事は言わずもがなだ。(田 2015年2月25日記) 後日談だが、先日、米軍からの基地の一部返還の式典に菅官房長官が出席して、翁長知事とも面会した。そして、今度は、安部首相と知事が会談する予定であると伝えられている。結局すれ違いになるだけかも知れないが、沖縄の言い分を聞く必要は有ろう。 (田 4月16日記)うに概算要求三千七百九十四億円から大幅に削減し、二十六年度の三千五百一億円を大幅に下回る三千百億円前後で検討しているという。安部首相は「国家戦略として沖縄振興策を進める」と一昨年十二月の閣議で決めていたが、その時言った下限ぎりぎりの線まで削ってしまった。前知事の時の大盤振る舞いとは対照的。 こういう状況をふまえた質問だった。質問は、一々その日付を示し、首相や防衛相、官房長官らの日程がどうして合わなかったか、質していた。今後の問題として、日程の都合が付けば官房長官、首相も面会すると言っていただけが取り柄だった。この答弁を引き出した委員の功績だ。そう始終上京するわけにもいくまいが、翁長知事には、是非、予算成立前に日程を調整して沖縄の言い分をぶつけて欲しいものだ。恐らく、忙しいから、 沖縄へ子供だましの嫌がらせ(時事川柳2015.2.25 中日新聞) 平成27年度予算で、相当削減された。そのやりとりが、数日前の、衆議院予算委員会であった。維新の党の議員が質問していた。昨年来の沖縄の幾つかの選挙で、悉く政権与党の推す候補者は負け。正に民意は現政権が推し進めようとしている辺野古への基地移設にノーの意思表示である。新しく選ばれた沖縄県知事翁長氏はもう五回も上京して安部総理大臣はじめ政府首脳に面会を申し込んだのに、四の五の言って結局沖縄担当の大臣があっただけだったと言っていた。確か、当時新聞にも嫌がらせだとあった。 今年一月十日の中日新聞にも、一ページを割いて「沖縄締め付け 民意無視」と見出し「振興予算減額へ/知事との面会拒否」とある。安部政権が仲井間知事の時の優遇とは、掌を返したよ沖縄振興策のことだから、その多さを物語っていよう。 考えてみれば、恐らく会社の建物に入った途端、喫煙は禁止されているのだろう。幹線道路では歩行中の喫煙が禁止され、違反者は過料を取られることになっているが、一歩その道路を離れたらもう溜まらんとばかりに、くわえたタバコに火を付ける。会社に着く前に一服と、くわえたタバコを猛烈にぷかぷか。以前から、ビルの入り口近くにたむろしてタバコを吸っている風景が目立った。今も減っている様子はない。 本当に気の毒だが、ご本人だけがその害を被るなら、自己責任で済むけれども、どうも、嫌煙家にとっては我慢が成らないらしいし、実際に受動喫煙ということも病気の原因になるらしいから、難しい問題だ。こんな他人事みたいなことを言うのは、私自身、以前短期間だけれども吸った経験もあるし、今でも、大してそのにおいは気にならないし、何より、止められない人が気の毒に思えるからである。多分、その気になりさえすれば止められるのだろうけれども、それだけ気が弱い方々なのだとますます気の毒になる。 この、川柳が目にとまった所以である。 (田 2月25日記)路上禁煙 片隅で税を積んでる愛煙家(中日新聞 時事川柳2015.2.25) こんな愛煙家は、まだ可愛らしい。最近、用事があって朝早く、通勤ラッシュの最中に町に出た。すると、くわえたばこの多さにびっくりし、辟易した。この時間に子どもはあまりいなかったから、たばこの火が子どもの目に入る事故などはないだろうが、このにおいは強烈、煙も不快に思う人が多いと思う。それが、閉め切られた部屋や建物の中ではない、解放された道路の上で

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