かけはし No.306

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- 11-れこれの線量を超えたら働かせて貰えない、ということが言われる。作業に当たる人の健康を慮ってのことであるから、此は仕方がないが、その許容量は当初、随分大きな数値であったのが最近聞くとその5分の1になっている。非常時には言わばご都合主義的に、その限度が引き上げられていたわけだ。これでいいのだろうか。 作業員達は、被曝の恐怖と何より、明日への希望のないことが最大の悩みだろう。本当に思いやられる。それに、手当の意外な低さ、然も、どんどん切り下げられている。当初25万円ほど貰っていた人が、20万円に成ってしまっているし、23万円の人は、18万円、然も、此からは、宿舎も自分で用意しなければならないし、支給されていた食費も自分持ちとなったという。宿舎や食事はともかく、やはりそれに見合った手当の支給は不可欠だ。こういう作業に当たる人が居るからこそ、かろうじて「冷温停止」が保たれているというのだから。経費節減や合理化をこんなところで遣られては困る。 何より腹立たしいのが、作業員は何次かの下請け社員。彼らが、貰う給料、元請けならば16000円になるところが、5次、6次の下請けになると、半額になってしまうと言う。こんなところでピンハネをする連中には、呆れるが、それが現実だ。何とか、このピンハネ率をもっともっと減らせない物だろうか。やがて、誰も働き手がなくなったらどうするのか。 多分、この作業には技術も必要だと思う。真っ当な手当を支払い、技術の継承もしていって欲しいし、何も生まない作業からも、得るところはあるはずだから、少しでも役立つ知識情報を蓄えて欲しいと思う。(田 2012年11月7日) なお、未だに、福島第一原発の事故原因は完全には解明されていない。 それについて、事故の真相を物語る話を小耳に挟んだ。確かに、有りうることだと思うが、そのことを口にした人も、以後口を固く閉ざしてしまった。何か、見えざる力が加わっているとしか思えない。一体いつ此の事が公表されるのだろうか。 (2012年12月20日追記) またまたアメリカコネティカット州で、若い男が学校で銃を乱射、6歳から10歳くらいの子供20人を含め26人が死亡、1人が負傷、他に、犯人の母親が自宅で射殺され、犯人自身も自殺した。一体、なぜ? 今年は、もう何件もこういう銃乱射事件が起こっている、一体どうしてだ。 いつも、こういう事件があると、決まって犯人は自殺するか、射殺されてしまう。まるで、そこに至った原因が分からない。今回も、優秀な学生だったという報道があった。それだからどうだという事は、それ以上追究しようがない。 この事件の最大の原因は、銃が社会に野放しにされていることだ。アメリカの憲法が銃の所有携行を認めているのだ。開拓時代からのことで、容易にそれは改められない。銃規制に対しは持っているから事件は無くならないと、いっかな、銃を無くそうなどという気持はない人も居る。事件を起こしたのが、根っからの悪人だとは思われないが、死人に口なしだ。 日本は銃に殊更に厳しいが、本当にいいことだ。違うかも知れないが、豊臣秀吉が刀狩りをして、無用な武器を庶民から取り上げたのが、この銃のない社会の源のような気がする。江戸時代も、武士は切り捨て御免の特権階級であったというが、自ずから刀の使用には規制が働いていて、むやみなことは出来なかった。今更ながら、こういう社会を作ってくれた先人には感謝しなければならないと思う。と同時に、今悩んでいるアメリカなどの銃社会に武器信仰の誤りだということ、ひいては国際社会の、取り分け核兵器保有国などの核兵器信仰が間違っていることを悟らさなければならない。北朝鮮など、何を考えているのか、何故? と問いたい。その理由、いろいろ解説を聞くと、その事情も分かるけれども、国民を犠牲にするのもいい加減にしろと言いたいし、口では、たしなめるようなそぶりをして、止めさせる意志の丸でない、隣国の友好国には、大きな責任があることを認識して欲しいものだ。日本の新政権が、この馬鹿な道を進まないように、監視しなければならない。(田 2012年12月20日記)なぜ?なぜ?て、いつも、賛否拮抗している。ライフル銃協会などというのは政治家にすごい影響力を持っている。それを敵に回したら、当選できないのだそうだ。遠慮無く言えば、そんな社会は病んでいる。ただ、それを良しとしている人ばかりではない。オバマ大統領も涙の会見である。日本人留学生が、ハローウィンパーティーで訪ねる家を間違えたばかりに射殺されてしまったのも、まだまだ記憶に生々しい。 こういう事件の度に、繰り返されるのが、銃規制の是非なのだが、一旦、法的に規制されたにもかかわらず、時限立法であったため、ブッシュ前大統領は失効させてしまったのだ。我々からすれば誠に理不尽に思えるが、インタビューを受けるアメリカ人は、みんなが持っていればいいのだと言い、規制して、善良な市民が持たなくても、悪い奴

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