かけはし No.305
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- 14-ニュースに一喝!ニュースに一喝! 昨日、10才の子が、お医者さんで日本脳炎の予防注射を受けてすぐ意識が無くなり、別の病院に搬送されて治療を受けたが死亡してしまった。 一体どうした事だろう。その子に特に持病とか、別の薬を飲んでいて具合が悪かったということでもなさそうである。未だ、真相は分からない。これは、とにかく一大事である。病気をしないために受けた予防注射で死んでしまっては何とも仕方がない。本人は死んでしまって何も分からないが、家族にとっては全くのショックである。病気で死んでさえ、わが子が亡くなるということは親にとって大変な心痛である。益して、どこも悪くはない子供が予防注射で亡くなるなんて、考えるだけでぞっとする。今頃、何故、日本脳炎の予防注射かは説明がないから分からないが、これから寒さに向かって、インフルエンザの予防注射などが年寄りや子供に接種されるのだろうが、大いに不安である。勿論、予防注射は危険性ゼロとは言えないらしいが、人々の不安を除くためにも、今回の死亡事件の真相を徹底的に究明して欲しい。 以上は、まともな人の反応だと思う。私自身はまともでないのだろう、決して人にはお勧めしないが、私の歳になれば、予防注射も精々インフルエンザくらいだ。それは受けないことに決めている。もう今更予防注射をしてまで生き延びようとは思わない。病気を受け付けない体をつくり、それで対抗し、駄目だったら一巻の終わり、でいいと思っている。いけないでしょうか。 しかし、将来のある子供はこうはいかないから、やっぱり、まともなやり方に従って欲しい。(田 2012年10月18日記) 一昨年の参議院選挙が、違憲状態であったという最高裁判決が出た。最高裁は抜本的改革を迫っている。衆議院も同様の状態。国会は、それでも抜本的改革は時間的に無理だろうと嘯いている。参議院は4増4減案で、僅かに倍率を落とそうと画策している。そうしたところで、未だ4倍を超えている。衆議院は、もう随分長い間定数是正のための協議を行っており、幾つも案がでているが、未だに決着がつかない。 最高裁も及び腰だ。三権分立だと言いながら、立法は行政に蔑ろにされ、司法は、立法にも、行政にも無視され続けている。最高裁はエジプトみたいに、憲法違反で、議会そのものを解散するということを考えたことがあるのだろうか。いつも、違憲状態だが、選挙そのものは有効と、選挙のやり直しまでは求めない。立法府はそれを知っているから、改める改めると言いながらさぼり続けている。影響が大きいからという理由で、選挙を無効にしないからだ。堪忍袋の緒を切ったらどうか。今の政治家諸公の目を覚まさせる必要がある。 もう、前から言われていることだが、今のままの参議院なら存在の意義はない。正に衆議院のコピー、お負けに、ねじれていて、悉く重要な決定が出来ずにおり、諸外国からは侮りの目で見られている。こんなことに、選挙民はいつまでも黙っていていいはずはない。しかし、放ったらかしにしているのは、国民も同罪か。 同罪にされては堪らない。そんなことは御免蒙る。参議院の意義も考えず、衆議院と同じだと見ているから、最高裁のような判決が出る。人口の少ないところは少ないなりにそこが抱えた問題があるのだから、数だけでは律しきれない。発言権は確保しなければならない。ただ、株主総会のように、その発言権に重みの差を付ける方法なども考えるべきだし、抑も、参議院は、衆議院並みに立法に関わるのでなく、チェック機能に徹すべきではなかろうか。参議院議員から、大臣も出してはいけないし、議員は、基本的にボラン予防注射憲法違反

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