かけはし No.304
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- 17 -魔言るまでは、やはり原発は危険すぎる。言われるような警戒をしつつ、避難の準備をして生活するなどまっぴらだ。逃げたところで、帰る場所が無くなってしまってはどうにもならないではないか。 話が、思わず逸れてしまった。これからは、今までのような天候というものを期待してはいけないのかも知れない。自然の営みの変化と、人間の仕業と両方が影響しているのだろう。自然の前に、我々はもっと慎み深くなければいけないのだ。(T 9月12日) その後、政府は2030年代に原発全廃が可能になるようにあらゆる施策を講ずるとしたのは、一歩前進、それに大して、財界、自民党からは非現実だという声、困ったものだ。こういう連中は、一体今回の福島原発事故をどう考えているのだろうか。 (T 9月18日)日にち薬 「誰でも持っている日にち薬」という文句を見た。成る程と思って覚えておいたのだが、何にあったかは思い出せない。 こんな事を成る程と思うのは、最近の薬の濫用、薬の害、薬の高さなど色々の要因があったのだろう。今も、そのことについては強く感じる。こんな事を言うと、専門家に叱られるかも知れないが、多くの人が医者で貰ったり、勝手に買ったりして飲む薬で体を悪くしているのではないかしらと思う。以前、私の勤めていたところにいた方が、毎食毎に、随分の薬をこまめに飲んでいたのを見て、薬でお腹がふくれるのではないかとさえ思った。一種類毎に効き目が新聞6月20日)。成る程と思った。 血圧の薬は飲みかけたら一生飲み続けなければならないと聞いた。35歳を過ぎると毎年健康診断を受けさせられる。私は、その頃から、血圧は高め、今なら高血圧の部類だ。しかし、その時の医師は、この頃は、この程度でも高血圧の部類に入れるようになったが、薬屋の陰謀だと言って、私は飲むのを免れた。つい最近、鼠径ヘルニアの手術を受けた。その時、やっぱり同じ状態だったから、手術前と、入院中は降圧剤を飲まされた。退院後も飲めと言われたが、お断りをした。若い医師は、露骨に嫌な顔をしたが、この程度の血圧で飲まなければならないなどとは、素人判断でもおかしいと思った。30数年前と同じ血圧なのだ。食べ物と運動に気をつけろと言われて、解放され、今は、薬と称するものは花粉症の薬を飲むくらいだ。ただ、この春はそれも飲まなかったが、飲んだときと大した違いはなかった。今、所謂サプリメントは3種類くらい摂っているが、これは薬とは思っていない。薬は、時折、悪い物を食べたなと思ったとき、毒消しを飲むくらいだ。以前、医者に行って随分な薬を貰ったが、飲みきった試しはなく、沢山残っていた。皆、お金で買った物で、医療費を高くするものだと思いながらも、不要な薬を飲むわけにも、人にあげるわけにもいかず、勿体ないけど捨てた。最近も、韓国の学生が、重いのにわざわざ持ってきて飲めと言って沢山漢方薬と称する物をくれた。その薬効を見ても、私に適合するものはない。折角持ってきてくれて悪いから二三袋は飲んでみたがまずいことまずいこと、口あたりがよければ飲んでもいいけど、こんなにまずくては、悪いけど飲めない。沢山残っていて、冷蔵庫のかなりの部分を占領しているので、勿体ないが、処分しなければと思案している。 話が逸れてしまった。今言ったのは大抵は口から飲む薬、怪我やねんざなど筋肉痛に類するものに対して、私は、かなり以前から、逆療法を試みている。それで今までは大抵事なきを得ている。痛くなったところを安静にしていれば早く治るかも知れないが、又動かして痛くなったら何にも成らないと思い、痛くても動かす。五十肩なども結局それで直した。膝の靱帯を痛めたときも整形外科に行けと言われ、行きはしたが、あまりのばかばかしさに行くのをすぐ止め、放っておいた。大抵のことは、日にちが直してくれる。(T 6月19日) 違うので、症状毎に薬を処方されているのだ。私の家内も随分な薬の量だ。医者に行くたびに大変な数の薬、真面目に飲んでいる。それで目的の病気の治療が出来れば、それはそれでいい。しかし、一寸考えてみれば変だなと思う。3日か1週間くらいならともかく、何週間も、或いは何か月もその薬を飲むということは、何もきかないということではないだろうか。薬は元々は毒だから、そんなに飲み続けていい訳がない。 今朝の新聞広告(だから本当のことは分からないけれども)「精神科は今日もやりたい放題」「先生、まだ通わないといけませんか」などというのがあった(中日

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