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理学論文の英語用法百科

本書を推薦します

山極壽一 氏(京都大学総長)

私のような、ゴリラの個体や個別の行動を問題にする研究の場合、英語論文を書く際に、物事を特定する冠詞選びを間違うと、読者に大きな誤解を与えることになります。ところが日本人にとって、一番難しいのがこの冠詞なのです。なぜこの語にtheが付くのか付かないのか、英米人には直感的に分かるらしいのですが、いくら英語上級者といえども、日本人にはなかなか理解出来ません。本書は、小林-益川のノーベル賞論文で名高い理論物理学誌の校閲者として、非英米人の英語を添削してきたパケット氏の豊富な経験に基づいて、そもそもの英語の考え方から説明する、とても本質的で実用的な本です。ぜひ、本書を活用して、誤解のない英語論文を書いていきたいものです。

佐藤文隆 氏(京都大学名誉教授)

日本の科学論文の英文校正を長年手がけた米国の物理学者による5巻本の第2編であるが、「誤り」の3〜5割が冠詞だという。近年の論文急増の国際的な競争の場で読者の目を捉えるには、正確な簡明さが求められる。そのためには誤解を与えない冠詞や代名詞の使い方が不可欠だ。近代科学を育んだ欧州語と違って冠詞のない日本語での表現者には最も不得意なテーマだが、その克服法を多くの誤用例を示して指南する。加算‒不加算、物体‒物質、普通の物質‒普遍体‒理想といった哲学めいた概念論から、想定読者を意識した言葉の同定法、果ては誤解を与えない謝辞の書き方まで、あくまで科学論文作成の指南に徹しているが、一つの日本人論にも読める。

青木 薫 氏(翻訳家)

日本語ネイティブにとって冠詞は鬼門だ。パケット氏がこれまでに校閲された膨大な英文において、誤りの3割から5割ほどもが冠詞用法の間違いだという。冠詞はかくも分厚い壁なのだ。この壁を乗り越えるためには、断片的な「冠詞の使い方」をつまみ食いしてもダメで、総体的な「冠詞的世界観」を知る必要がある。本書はまさにその冠詞ワールドを、日本語ネイティブのためにつぶさに見せてくれる本である。私は本書を読んでようやく隅々まですっきりした。英語を書かなければならない人だけでなく、英語を読む人にも本書をお薦めする。高い精度で英文を読み取るためには、冠詞に通じることが必須だからである。

グレン・パケット著 
科学論文の英語用法百科とは

全5編予定 菊判 並製

第1編 表紙 第2編 表紙
第1編
よく誤用される単語と表現
714頁 価格:本体5500円+税
ISBN 978-4-87698-629-3
第2編
冠詞用法 NEW
322頁 定価:本体2600円+税
ISBN 978-4-8140-0048-7
英語で論理的な文章を書くということは、口頭でのコミュニケーションに不自由を感じていない方でも、特別の難しさがあります。しかも「普通の言葉」や冠詞こそが難しい。専門用語なら辞書に載っていますが、普通の言葉の用法や冠詞の使いこなしというのは、辞書には載っていないからです。
『科学論文の英語用法百科』は、書くためにこそ必要な「正確な英語理解」を、実用的に提供します。世界的な物理学誌“Progress ofTheoretical Physics" (企画当時、理論物理学刊行会発行)の英文校閲者を長年務めた著者が、日本人の論文に集中してあらわれる英語の誤用を、実例を多数挙げながら、ニュアンスまで明快に解説します。基本的な英語表現に蔓延する誤用を取り上げた第1編に続き、新刊の第2編では、いわば書く英語の最難関、冠詞の世界を2時間読めば読了できるコンパクトなボリュームで解説します。
英語ネイティブの著者自らが、日本人のために日本語で書きあげているだけあって、日本人がどのように考え誤用表現にいきつくのか、日本人の立場に立った解説は、どう書く/書かざるべきかに留まらない、「腑に落ちる」感覚――理工系分野に限らず、正確性を求められる英語を書くすべての人に、“ 読めば冷や汗をかかずにいられない"『科学論文の英語用法百科』をおすすめします。

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第1編 よく誤用される単語と表現

第2編 冠詞用法

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